デル、仮想ネットワークアーキテクチャポートフォリオを拡大
~40ギガビットイーサネット対応のブレードサーバスイッチ
「Dell Force10 MXL 10/40GbE」を発表~
デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:郡 信一郎)は、本日、オープンなネットワークフレームワークである仮想ネットワークアーキテクチャ(VNA)のポートフォリオに、ビッグデータ対応の新ソリューションとなる40GbE対応ブレードサーバスイッチDell Force10 MXL 10/40GbEを追加します。Dell™ PowerEdge™ M1000eブレードシステム向けの40ギガビット・ブレードサーバスイッチ新製品は、従来のネットワーク環境だけでなく、仮想化、パブリッククラウドおよびプライベートクラウドの各環境で要求の厳しいワークロードを処理できるよう設計されています。
デルはサーバ、ストレージ、ネットワークの製品ポートフォリオ全体にわたってエンドツーエンドのノンブロッキングの10GbEソリューションを提供できるようになります。このインフラにより、意思決定支援やビジネスインテリジェンスにおける作業でアプリケーション性能が最大10倍向上します。*
*2012年2月Dell研究所で実施した、前世代製品でのI/O順次読み込みを計測したテスト結果に基づく
Dell Force10 MXL 10/40GbEスイッチがビジネス成果をより早く実現
40GbE対応ブレードサーバスイッチDell Force10 MXL 10/40GbEは、ネットワーク機能およびサービスの仮想化、自動化、オーケストレーションに最適化されています。
Dell Force10 MXL 10/40GbEブレードスイッチは、Dell™ PowerEdge™ M1000eブレードシャーシでこれまでにない帯域幅を実現し、データセンター、大企業、政府、教育および研究機関、ハイパフォーマンスコンピューティングなどの環境で求められる多様なニーズに対応します。1/10/40GbE レイヤ 2およびレイヤ 3ブレードスイッチは、Force10オペレーティングシステム(FTOS)で稼働し、ブレードの帯域幅、拡張性、パフォーマンス、運用の容易性を強化します。FTOSは大規模で要求の厳しい世界のデータセンター環境で稼働しており、予測可能で信頼性の高いネットワークパフォーマンスを提供するとともに、運用管理コストを削減します。
Dell Force10 MXL 10/40GbEスイッチの特長
– 組み込み型イーサネットスタッキング技術
お客様はポートを統合し、成長に合わせたコスト効率に優れたソリューションを導入できます。イーサネットスタッキングにより、最大6個のスイッチモジュールを単一のエンクロージャに設置したり、複数のエンクロージャを単一の論理デバイスとして管理したりすることが可能です。
– パフォーマンスが最適化されたエンジニアリング
新しい種類のワークロードや要求の厳しいラック間トラフィックパターンに特化して設計されています。Dell™ PowerEdge™ M1000eブレード・エンクロージャで高密度かつ拡張性が高く、低レイテンシの10/40GbEを実現します。
– 柔軟な接続オプション
FlexIOモジュールが備えているネットワーキングの柔軟性により、40GbE QSFP+、10GbE SFP+、10GBase-Tの各ポートをサポートします。
– ストレージの統合サポート
IPストレージ(iSCSIおよびデータセンターブリッジング)を単一の10GbE接続にエンドツーエンドに統合するための、コンバージされた柔軟なI/Oサポートにより、効率性の向上とコスト削減が実現します。
Dell Force10オペレーティングシステムの強化
トップオブラックスイッチDell Force10 S4810 10/40G向けに強化された、新しいエンタープライズデータセンターFTOSの機能は次の通りです。
– レイヤ2マルチパス技術のサポート:革新的な技術Virtual Link Trunking(VLT)が、レイヤ 2スイッチ環境で拡張性と制御性を向上。
– イーサネットスイッチスタッキング技術によって、スイッチを大規模に導入したシステムで管理を簡素化。
– データセンターブリッジング(DCB)のサポートにより、コンバージしたストレージ(iSCS、ファイバチャネル)および共通インフラ上のデータで、ロスレス・イーサネット・ファブリックを実現。
Dell Force10 MXL 10/40GbE
販売開始日:2012年7月26日
最小構成価格:1,093,399円~
*消費税・送料別
*記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。