Dell Logo

【OEMブログVol.1】 モビリティトレンドウォッチ — 「WiGig(Wireless Gigbit)」技術が消費者とOEM企業に変革をもたらす

シェアする
Copied!

【OEMブログVol.1】 モビリティトレンドウォッチ
WiGigWireless Gigbit)」技術が消費者とOEM企業に変革をもたらす

12年以上にわたって、DellのOEMソリューションはOEMのお客様をサポートしてきました。OEMメーカーには高品質、堅牢かつ優れた技術力が求められます。DellのOEMは世界中のお客様から信頼を得ており、ソリューションを支えるハードウェアやサービスを提供しています。

本日から5回にわたって、Dell OEMソリューションチームのブログをご紹介していきます。

1回目は「モビリティトレンドウォッチ」のブログとなります。

 

テイクアウトのお店で食べ物を注文してから受け取るまでに要する時間と同じ時間で、HD動画をダウンロードできるとしましょう。さらに、マニュアルをわざわざ引っ張り出さなくても、今は接続していない機器や時々しか接続しない機器をすべて、簡単にワイヤレスで接続できると思ってください。話をもう少し進めましょう。配線が全く必要のない住宅を想像してみてください。テレビ、タブレット、パソコン、プリンタ、携帯電話などすべての機器がワイヤレス接続され、膨大な量のデータを簡単かつスピーディーに共有したり転送したりできるとしたらどうでしょう。すてきですよね。

 

このことを商業ベースで考えてみましょう。例えば、病院のWi-Fiネットワークに接続されているパソコンと機器の間を往来している大量のデータをオフロードして、それを別の並列ネットワークに流します。その並列ネットワークは、帯域幅を浪費することなく、さらに配線も必要とせず、それでいて通常のWi-Fiネットワークの10倍の速度でデータを処理できるのです。例えば、病院のMRIスキャンなら、「WiGig」の超高速ネットワークを経由して、近くにあるDell™ Precision™ワークステーションにデータを送り、画像処理やデータ加工を行うことができます。MRIスキャンで処理が完了すると、結果をDell Precisionから病室にいる医師のモバイルタブレットまで通常のWi-Fi経由で送信できるため、時間を節約したり、病院のネットワークにも負荷をかけたりせずに済みます。

これは、「Wireless Gigabit(ワイヤレスギガビット)」と呼ばれる技術で、今後は「WiGig(ワイギグ)」という名称で知られることになるでしょう。モバイル機器の仕様としてWi-Fiと並ぶようになりますので、この新しいロゴを記憶しておいてください。小売店における「WiGig」の取り扱い状況について独自に調査してみたところ、現実には認知はまだまだこれからといったところで、機器の仕様一覧に新たに加わった機能でしかありません。大半の消費者は、「WiGig」が何を実現するのか、まったく見当がついていません。

 

実は、「WiGig」はもう身近に存在します。2012年中に、ノートパソコン、タブレット、スマートフォンなどで、追加仕様として対応する機器が増えていくでしょう。近い将来、より多くの機器にこの仕様が普及して、商業的にも機器の接続方法に本格的に影響を与えるようになると考えられます。

 

なぜ今「WiGig」なのでしょうか。「WiGig」は、60GHzの無線通信規格を使用しています。干渉がほとんどないため、従来のWi-Fiよりもはるかに速く、最大7Gbps(ギガビット/秒)の通信速度を可能にしています。この速度によって状況は一変し、Wi-Fiでは実現できなかった方法でデータを送受信できるようになります。言い方を変えれば、「WiGig」は現行のWi-Fiで得られる最高速度の最大10倍の速度を実現します。

 

「WiGig」は、Wi-Fiネットワークに取って代わるものではないのは、明らかです。「WiGig」の電波到達距離は10~15メートル程度で、それが次世代ワイヤレス規格のスタンダードとして「WiGig」が普及するのを阻む要因になっています。しかしながら、Wi-Fiよりも有効範囲がはるかに狭いということは、Wi-Fiよりもはるかに優れた代替手段になることを示しているのであって、私のブログでお伝えしたいのはまさにこの点です。「WiGig」はケーブル、しかも大量のケーブルを不要にします。配線がいらなくなる未来はもちろん魅力的です。これまで機器同士を接続したり、データを高速でダウンロードしたりといったニーズのため、リビングルームの片隅で配線がスパゲッティーのように絡み合いながら接続されるようになってしまいました。身近な経験ですよね。

筺体に自社ソリューションを組み込んだり統合したりするにあたって、複雑な配線やケーブル接続に頭を悩ませているOEM企業も、「WiGig」によって恩恵を受けられます。最終的には、「WiGig」がUSB、HDMI、DVIといった規格に取って代われば、配線が不要になります。日常的に使用する製品にWi-Fi機能が搭載されるようになり、簡単に複数の機器を接続できるようになっているため、そうしたこともすべて実現可能なのです。

デルOEMソリューションズの詳細はこちら(英文)でご覧ください。御社の製品開発のお役に立つ、今後のモバイルトレンドについてはこちらまでお問い合わせください。

 
デルのOEMソリューションはこちらから参照できます。
http://content.dell.com/jp/ja/public/oem-industry-solutions

 
デルのOEMソリューションについてはこちらからお気軽にお問い合わせください。
http://content.dell.com/jp/ja/public/oem-industry-solutions

 

次回は「ソフトウェア企業はハードウェアも作るべきか」をお届けいたします。

読み続ける