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デル、高度なビッグデータ分析機能で「オールデータ(All-Data)」戦略を強化

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 2015年10月21日

デル株式会社

デル、高度なビッグデータ分析機能で「オールデータ(All-Data)」戦略を強化

~現代のデータエコノミーにおいて企業の成功を支援~

 

  • ビッグデータと分析のエンドツーエンドのソリューションで、企業における全データを活用し、顧客関係の強化、業務およびシステムの改善、ビジネス創出の促進を実現
  • 改良とアップグレードを経た高度な分析プラットフォーム「Statistica」を導入
  • 銀行、医療、保険などの特定業界向けの包括的な「サービスとしてのアナリティクス(Analytics-as-a-Service:AaaS)」を新たに提供開始

2015年10月20日にDell World 2015で発表されたグローバルプレスリリースの抄訳版です。

2015年10月20日(米国現地時間) - テキサス州オースティン、DELL WORLD発 – デルは、企業がデータを迅速かつ安全なプロセスで有益なインサイトに転換し、優れた意思決定を支援する、ビッグデータと分析のソリューションおよびサービスを発表しました。

本発表は、デルの先進的な分析ソフトウェア・プラットフォームと、銀行、医療、保険など複数の垂直な業界を対象にした新しい「Analytics as a Service(AaaS)」の2つです。これらの新しい製品や機能を組み合わせれば、あらゆる中核的プロセスにデータ分析を組み込むことができ、組織全体で分析から得た知見を共有することで、業績の向上を加速させることが可能になります。

 

現代のデータエコノミーにおいては、データに基づく意思決定が競争優位性につながります。「Dell Global Technology Adoption Index 2015(GTAI 2015)」によると、ビッグデータを適切に活用している企業の成長率は、そうでない企業より50パーセント高くなっています。(注1) さらにこの調査では、データから価値を引き出す方法がいまだ不明という回答が44パーセントにのぼりました。(注2)

デルが提供開始するビッグデータと分析ソリューションのポートフォリオ強化は、企業がITとビジネスの整合を図り、業務効率を向上させ、予測分析機能を活用できるようにするエンドツーエンドの柔軟なソリューションで、不確実性の克服やデータ技術への的確な投資に役立ちます。

 

「Statistica 13」で先進的分析の全社導入が容易に

デル・ソフトウェアが有するビッグデータ分析ソリューション「Statistica」の最新リリースとなる「Statistica 13」は、企業がファイアーウォール内、クラウド内、パートナーエコシステム内のデータソースに予測モデルを直接導入するプロセスの簡素化と改善を図るための先進的な分析ソフトウェア・プラットフォームです。

コーディングが不要で使いやすく、オープンソース「R」とシームレスに統合可能なソリューションである「Statistica」は、データブレンディング、データディスカバリ、先進的な予測分析などの幅広いツールを提供しています。これにより企業は、すべてのデータを活用して将来のトレンドを予測し、新規顧客や販売機会を特定し、「What if(仮定)」シナリオの検討、不正行為などのビジネスリスクの発生を軽減します。「Statistica 13」の強化された機能および新たな機能は以下のとおりです。

  • 使いやすさと見やすさを追求して改良を重ねた現代的なGUI
  • データ利用者への効果的なコミュニケーションを目的として先ごろ追加された「Statistica Interactive Visualization and Dashboard」エンジンとの統合を強化
  • オープンソース「R」との緊密な統合により「R」スクリプトの共有と管理が容易に
  • ユーザーにとって最適なモデルを段階的に推奨する新しい逐次モデルツール
  • ユーザーがデータベース内で直接分析し、拡大を続ける大規模データセットを効率的に利用できる新機能「Native Distributed Analytics(NDA)」を追加

 

NDAは、予測アルゴリズムモデルの構築やスコアリングの機能をデータソースに直接組み込む機能です。サーバーやデスクトップにデータを直接組み込むには時間がかかり、データも制限されますが、この機能を利用することでそうしたプロセスを排除することができます。これにより、すべての分析処理をデータベース内で直接行い、Hadoopクラスタやデータベースアプライアンスなどのハイパフォーマンスなプラットフォームを活用できるようになります。

「Statistica 13」では、まずマイクロソフトSQL Serverデータベース対応のNDA機能を搭載し、その後に他のデータベースに順次対応していく予定です。

デル・サービス、先進的分析およびデータサイエンスにおけるIP主導のサービスを引き続き強化

デル・サービスは、インサイトの取得、業績予測、重要なビジネスプロセスの正確性と効率性の改善を可能にする業界別サービスを通じて、「サービスとしてのアナリティクス(AaaS)」の拡大を図っています。例えば、新しいBPOサービスは、企業のあらゆる中核的プロセスに分析を組み込み、組織全体で分析から得た知識を共有することで、データに基づく意思決定を行えるようにします。新しいサービスの内容は以下のとおりです。

 

  • 不正および不要行為・不正使用の管理:医療IDの盗難、不要な診断サービスや医療サービス、不正請求などの発見
  • 拒否可能性の評価と予測分析:拒否される可能性が高い要求を事前に特定し、アカウントごとのアクティビティデータを一目で分かるように示し、詳細なモニタリングとフォローアップを実行。これにより、あまり意味のないフォローアップ業務を最大40%排除
  • チャーン管理/顧客リテンションサービス:ソーシャルメディアのデータソースと従来型データソースと関連付けることで予測チャーン・モデリングを構築し、離反リスクの高い顧客を特定して事前に予防措置を展開

 

さらにデル・サービスは、引き続き「サービスとしてのアナリティクス(AaaS)」ソリューションに重点を置き、「Dell Service Desk Analytics」および「Dell ModelHealth(DMH)Tracker」を追加しました。

  • 「Dell Service Desk Analytics」は、エラー発生予測的な管理と自動化を可能にすることで、ITサービスデスクにおける管理機能を変革します。早期の警告通知とテキスト分析によって顧客体験を改善し、ビジネスの継続性と質の両面を向上させます。
  • 「Dell ModelHealth(DMH)Tracker」は、多様なスコアカードや予測分析モデルの効果を追跡し、モニタリングできるようにします。特に銀行や保険などのコンプライアンスが求められる業種では、スコアカードなどの予測モデルを用いて、顧客の信用度や不正な保険金請求の可能性などを予測しています。DMHは複数のデータソースを使用してこうした予測モデルを追跡、実施、管理するだけでなく、その効果やコンプライアンスのモニタリングを行います。

デル・サービスはこれまでも先進的分析の分野で50以上のソリューションを提供してきました。例えば、医療分析分野では、公衆衛生、患者の再入院、医療リスクの階層化などの重要課題に着目し、財務分野ではオンライン取引や不正の検知などを取り上げ、保険分野では保険金請求処理プラットフォーム「Lifesys」の分析機能を通じて顧客チャーンの軽減に努めています。

エンドツーエンドのポートフォリオが導入の簡素化と迅速なインサイトの取得を実現

デルは、ソフトウェアとサービスに加え、導入時間と価値獲得までの時間を短縮するエンジニアリング・ソリューションやリファレンス・アーキテクチャを提供してきました。これらのソリューションは、効果的なデータ管理手法の導入に伴う顧客側の問題を解消することがテストで実証されています。最近ではCloudera と協力し、「Syncsort DMX-h」ソフトウェアをはじめとする15番目のリファレンス・アーキテクチャを発表しました。新たに発表されたDell | Cloudera | Syncsort Data Warehouse Optimization – ETL Offload Reference Architectureは、Hadoopデータプラットフォームを使用して、データを分析可能な状態に整えるプロセスを計画、設計、構築、導入するETL(抽出、変換・加工、ロード)プロセスを簡素化します。このリファレンス・アーキテクチャは、オープンソースの手作りソリューションに比べ、コスト削減、価値創出までの時間短縮、インサイトの迅速な利用が可能です。

さらに、デルの「ProDeploy Enterprise Suite」は、実装サービスとプロフェッショナル認証を提供する包括的なスイートで導入を容易にし、お客様が自信を持って新しいテクノロジーを速やかに採用できるようにします。

引用コメント:

デル・ソフトウェア、アドバンスド・アナリティクス担当ゼネラルマネージャー、ジョン・K・トンプソン(John K. Thompson)

「現代のデータエコノミーにおいて、高い俊敏性と連携性を備え、データに基づく経営により成長を遂げる企業が増えていくためには、あらゆるデータを活用した予測分析によってインサイトを得る能力が欠かせません。デルの新しいオファリングは、IoT環境でリアルタイムセンサーから得たデータであっても、大量の異種データ分析を目的として設計されたビッグデータ・プラットフォームから得たデータであっても、詳細なインサイトと行動を引き出すことができます。特に、『Statistica 13』で提供される新しい機能と強化された機能を利用すれば、企業の規模にかかわらず、簡単かつコスト効果の高い方法でスマートに予測分析を組織内外に導入可能です。それによって、顧客をより深く理解し、ビジネスプロセスを最適化し、新しい製品とサービスを創出できるようになります。」

デル・サービス、アプリケーション担当プレジデント兼グローバルリード、プラサド・スリクタム(Prasad Thrikutam)

「お客様の間では、収集した膨大な情報に意味を与えることで中核事業に注力できるようにしたいという声がかつてなく高まっています。当社は、分析のBPOサービスや、銀行、医療、保険などの垂直業界に向けたAaaSの提供によって、ビジネスの拡大、顧客体験の改善、業務効率の向上に活用できる実用的なインサイトをお客様に提供できるようになりました。」

Enterprise Strategy Group (ESG) シニア・アナリスト、ニク・ラウダ(Nik Rouda)氏

「ESGの調査では依然として、規模や業種を問わずあらゆる企業が、データから重要なビジネス課題に対する回答を得ようとしていることが示されています。そうした回答を得るには、現代的かつ先進的な分析ツールだけでなく、データ統合、データ管理、データベース管理などの幅広いサポート機能と、原動力となるサーバー、ストレージ、設定不要の機器が欠かせません。デルは、これらの重要機能を提供する包括的なポートフォリオをさらに充実させるだけでなく、戦略的パートナー、ベンダー、プロフェッショナルサービスなどの補完的エコシステムの構築を継続し、ビッグデータと分析に取り組むお客様をそれぞれの段階に合わせて支援しています。」

提供情報

  • 「Statistica 13.0」は現在、全世界で利用可能です。
  • デルの新しい「サービスとしてのアナリティクス(AaaS)」は現在、全世界で利用可能です。

注釈

  1. 出典:Dell Global Technology Adoption Index(2015年10月)
  2. 出典:Dell Global Technology Adoption Index(2015年10月)
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