デル、最新の第13世代サーバラインアップにおいて最も強力な「Dell™ PowerEdge™ R930」を発表

2015年5月19日

デル株式会社

デル、最新の第13世代サーバラインアップにおいて

最も強力な「Dell™ PowerEdge™ R930」を発表

~高負荷の様々なエンタープライズアプリケーションの最適化を実現~

デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:郡 信一郎、以下デル)は本日、要求の厳しいエンタープライズアプリケーション向けに設計された4ソケット/4Uの最新サーバ「Dell™ PowerEdge™ R930」を発表しました。業界最高水準の内蔵型ストレージとメモリ拡張性の機能によりアプリケーションパフォーマンスの最適化を実現します。

最適な活用領域

  • インメモリデータベース
  • OLTP、OLAP
  • CRM、ERP
  • UNIX から Linux への移行

スケーラブルなパフォーマンス

4 ソケットの「PowerEdge R930」は、 プロセッサーあたり最大18コアの構成が可能な最新インテル® Xeon® プロセッサー E7 v3 製品ファミリーを搭載し、前世代モデルと比べて22%のパフォーマンスを向上(1)させると同時に柔軟な拡張を可能にしたことで、トランザクションや業務を最適化し、レイテンシの大幅な削減に貢献します。

  • 72 基すべてのプロセッサーコアを活用した場合、最大 6TB(64 GB DIMMで構成) の DDR4メモリにアクセス
  • 最大8個のPowerEdge Express Flash NVMe PCIe SSDによるコンピューティング、メモリ、I/O全体のパフォーマンスを最適化
    • 過去にデルは、業界に先駆けてNVMe PCIe SSDの出荷を初めて行いました。新たに3.2TBのPCle SSDの出荷を開始。Dell PowerEdge Express Flash NVMe PCIe SSDは、高度なパフォーマンスを備え、フロントローディングや2.5インチホットプラグに対応し、従来型のSSDと比べて最大10倍のI/Oオペレーションを実現(2)
    • HDDとSanDisk社のDASキャッシュを用いたSAS SSDとHDDによるハイブリット構成も利用でき、オールフラッシュ構成時と価格面で比較した際に23%のコスト削減、オールHDD構成時と比べて約9倍のパフォーマンス向上が可能(3)

  • インテル E7 RAS の機能により、 大量のデータ処理を必要とするミッションクリティカルなアプリケーションを保護

 

アプリケーションの高速化

「PowerEdge R930」 1 台でも大規模な内蔵リソースが搭載しており、ライセンスコストの削減、アプリケーションの高速化、 および計算処理能力の最適化を可能にします。

  • 96 個のDIMM スロットと24 台のハードドライブを備え、多種多様なワークロードの要件に対して容易に適応
  • Dell Fluid Cache for SANと連動させた場合、組織はトランザクションパフォーマンスと、より多くの仮想マシンの稼働による生産性のさらなる向上を実現

インテリジェントな自動化機能を備えた管理

Dell OpenManageポートフォリオには、 エージェント不要のライフサイクルコントローラテクノロジーを搭載した 「Dell Remote Access Controller(iDRAC)」 が内蔵されており、この非常に優れた機能を活用することで、サーバライフサイクル管理タスクをシンプル化し自動化します。ユーザは、ディプロイメントまでに要する時間を最大99%短縮することが可能です(4)

  • OpenManageポートフォリオ全体、およびサードパーティの管理ソリューションとの統合において、サーバの導入から構成、およびアップデートまでを合理化
  • OpenManage Essentialsにより、デルおよびサードパーティのデータセンターハードウェアを監視・管理が可能で、OpenManage Mobileを通じて、時間や場所を問わないモバイルアクセスを実現
  • OpenManage Essentialsのサーバ設定管理機能により、1対多のベアメタルのサーバおよびOSの導入を自動化し、迅速で一貫性のある構成のレプリケーションを可能にします。 また、 事前定義された基準からのずれを自動検知することで、基準構成を維持します。

中国国際航空とルフトハンザドイツ航空の合弁企業であるAmeco Beijing(Aircraft Maintenance and Engineering Corporation)の情報管理部門マネージャー、ガン・デシェング氏(Gan Desheng)は「PowerEdge R9-シリーズ」について次のように述べています。

「当社のビジネスが成長を遂げるにつれ、以前まで利用していたシステムのパフォーマンスが低下し、管理が難しく信頼性にも欠けていました。そこで、様々なビジネスニーズにも対応できる新しいシステムを探し求めた結果、RISC環境からx86サーバへの移行を決定しました。IBM社のPシリーズ UNIXシステムから、デルの『PowerEdge R9-シリーズ』へと移行することで、総所有コストを50%近く削減することができ、システムの可用性を99.99%の水準にまで高めることができました。さらに、SAP®のERPアプリケーションを作動させているシステムのパフォーマンスも約3.5倍向上しました」

Dell™ PowerEdge™ R930サーバ

提供開始日:         2015年5月19日(火)~

最小構成価格:     190万8,200円(税抜)~

製品ページ:          http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-r930/pd

※「仕様詳細」については上記の製品ページをご参照ください。

(1)       2015年4月時点でのERP Sales & Distribution番地マークに基づく。R920のベンチマークユーザが25,451だったのに対し、「PowerEdge R930」は31,000を記録。

(2)       デルからの依頼によりPrincipled Technologies社が2015年4月に実施した一次テスト「Dell PowerEdge R930 Oracle Acceleration Study」の検証結果に基づく。

(3)       デルからの依頼によりPrincipled Technologies社が2014年9月に発行レポート「Simplifying systems management with Dell OpenManage on 13G Dell PowerEdge servers」に基づく。1台のサーバによる省時間性能を計測。

(4)       デルからの依頼によりPrincipled Technologies社が2014年9月に発行レポート「Simplifying systems management with Dell OpenManage on 13G Dell PowerEdge servers」に基づく。

*記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

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