デル テクノロジーズ、2020年度第1四半期の業績を発表

当資料は、2019年5月30日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

米国リリース原文: https://corporate.delltechnologies.com/en-us/newsroom/dell-technologies-reports-first-quarter-fiscal-2020-financial-results.htm

2019年6月4日

デル株式会社

EMCジャパン株式会社

 

デル テクノロジーズ、2020年度第1四半期の業績を発表

ニュースの概要

  • 第1四半期の売上高は前年同期比3%増の219億ドル、非GAAPベース売上高は同2%増の220億ドル
  • 営業利益は5億5,000万ドル、非GAAPベース営業利益は22億ドル
  • 希薄化後1株あたり利益は38ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は1.45ドル

2019年5月30日、テキサス州ラウンドロック発:

デル テクノロジーズは、2019年5月3日に終了した2020年度第1四半期の業績を発表しました。第1四半期の売上高は前年同期比3%増の219億ドル、非GAAPベースの売上高は前年同期比2%増の220億ドルでした。当四半期の営業利益は5億5,000万ドル*1(前年同期は営業損失1億5,300万ドル)、非GAAPベースの営業利益は22億ドルでした(前年同期は20億ドル)。純利益は3億2,900万ドル(売上高の1.5%)、非GAAPベースの純利益は12億ドル(非GAAPベース売上高の5.5%)、調整後EBITDA(利払、税引、償却前利益)は26億ドルでした(非GAAPベース売上高の11.7%)。当四半期のキャッシュフローは約6億8,200万ドルで、希薄化後1株あたり利益は0.38ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は1.45ドルでした。

デル テクノロジーズのバイスチェアマン、ジェフ クラーク(Jeff Clarke)は、次のように述べています。「いま、私たちはテクノロジー主導の投資サイクルの真只中にいますが、その背景にあるのはデータの爆発的増加です。このデータ時代にあって、お客様の成長に必要なソリューションを提供できる企業として、当社は他の追随を許さない絶好のポジションにいます。その一例が、お客様のハイブリッド クラウド環境への移行をスピードアップする、VMwareとの共同開発による新しいDell Technologies Cloudプラットフォームです」。

『Dell Technologies World 2019』において発表した「Dell Technologies Cloud」は、VMwareとデル テクノロジーズの力を結集し、一貫したインフラストラクチャー、運用環境、サービスによる簡単手軽な展開と管理を実現したハイブリッド クラウド環境を提供します。「Dell Technologies Cloud」は、パブリック クラウドからデータセンターへシームレスに拡張し、「VMware Cloud Foundation on VxRail」を含めてコンバージド インフラストラクチャーまたはハイパー コンバージド インフラストラクチャー(HCI)のオプションを利用できるとともに、完全なマネージドDaaS(Data Center-as-a-Service、サービスとしてのデータセンター)、「VMware Cloud on Dell EMC」を利用することも可能です。

さらに、『Dell Technologies World 2019』では、エッジ コンピューティングにおけるデル テクノロジーズのリーダーシップをさらに広げる「Unified Workspace」を発表しました。「Unified Workspace」は、デルのデバイスとサービス、「VMware Workspace ONE」、Secureworksのソリューションを統合し、ITのデバイス ライフサイクル全体を簡素化します。

2020会計年度第1四半期の業績

  3カ月  
201953 201854 前年比
  (単位:100万、%を除く - 未監査)
売上 $ 21,908 $ 21,356 3 %
営業利益(損失) $ 550 $ (153) 459 %
純利益(損失) $ 329 $ (538) 161 %
 
GAAP売上 $ 21,990 $ 21,543 2 %
GAAP営業利益 $ 2,196 $ 2,026 8 %
GAAP純利益 $ 1,209 $ 1,179 3 %
調整後EBITDA $ 2,573 $ 2,383 8 %

デル テクノロジーズの非GAAPベース財務情報の利用に関する情報は「Non-GAAP Financial Measures」をご覧ください。 特に記載がない限り、本プレスリリース内のすべての比較は前年比です。

当四半期末における現金および投資の残高は98億ドルでした。当四半期にデル テクノロジーズが返済した負債額は約4億ドルで、EMC取引の終了以降2年半における返済額は約150億ドルとなります。なお、この金額にDell Financial Services関連の負債、子会社の公的債務、クラスV取引用の資金として発生した負債は含まれていません。このまま順調に、2020会計年度は約48億ドルの負債を返済する予定です。

デル テクノロジーズのCFO(最高財務責任者)、トム スウィート(Tom Sweet)は、次のように述べています。「ダイナミックに変化する環境の中でシェアを伸ばしながら、売上と利益の向上を実現できたことをうれしく思います。これからも引き続き長期にわたる相対的な成長およびすべてのビジネスユニットを通じたイノベーションに集中し、デジタルの未来に向けたお客様のトランスフォーメーションをサポートしていきたいと思います」。

各ビジネスユニットの概況

インフラストラクチャー ソリューション グループ(ISGの第1四半期の売上高は前年比5%減の82億ドルで、 内訳は前年比1%減のストレージの売上40億ドルと前年比9%減のサーバーおよびネットワーキングの売上42億ドルです。第1四半期の営業利益は同グループ売上の10.3%となる8億4,300万ドルでした。

主なハイライトは次のとおりです。

  • 新しいソフトウェア デファインド データセンター ソリューションおよびハイパー コンバージド インフラストラクチャーが急成長。「VxRail」は、第1四半期も再度3桁成長
  • 『Dell Technologies World 2019』において、新しい「Unity XT」ソリューションをはじめとするミッドレンジ ストレージ ポートフォリオを発表。同時に、ハイブリッド クラウド環境にまでサポートを拡張する新しい「Cloud Storage Services」を発表
  • 『Dell Technologies World 2019』において、データ保護ポートフォリオを強化する「PowerProtect X400」および「PowerProtect Software」プラットフォームを発表

クライアント ソリューション グループ(CSGの第1四半期の売上高は前年同期比6%増の109億ドルで、法人向けの売上高は13%増の83億ドル、消費者向けの売上高は10%減の26億ドルでした。また、第1四半期の営業利益は同グループ売上の7.3%となる7億9,300万ドルでした。

主なハイライトは次のとおりです。

  • 前年比の世界PCシェアが25四半期連続で成長*2
  • 法人向けノートブック、デスクトップ、ワークステーションの売上が2桁台成長
  • セキュリティー、生産性、接続性の革新機能を提供する新しいモバイルPCポートフォリオ「Dell Latitude」を発表

VMware の第1四半期の売上高は、多様な製品ポートフォリオの幅広さが持つ強みを背景に、前年同期比13%増の23億ドルでした。当四半期の営業利益はVMware 売上高の26.9%となる6億1,400万ドルでした。

*1 EMCとの取引により、今後数年間、現金以外の重要なブリッジング項目がGAAPベースと非GAAPベースの間に残る可能性があります。

*2 IDC社「WW Quarterly Personal Computing Device (PCD) Tracker」(2019暦年第1四半期)

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■デル テクノロジーズについて

デル テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革するのを支援する独特なビジネス ファミリーです。 同社は、エッジからコア、クラウドまでを網羅した業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。 デル テクノロジーズ ファミリーには、Dell、Dell EMC、Pivotal、RSA、Secureworks、Virtustream、およびVMwareが含まれます。

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