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DWEN 参加 女性起業家インタビュー企画 第5回: AXIS Creation International Co., Ltd. 董事長 Shanghai Branchforth Trading Co., Ltd. 法人代表 田中延枝氏

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DWEN 参加 女性起業家インタビュー企画

第5回: AXIS Creation International Co., Ltd. 董事長

Shanghai Branchforth Trading Co., Ltd. 法人代表

田中延枝氏


愛可喜國際創藝有限公司(AXIS Creation International Co., Ltd.) 董事長

上海延枝商貿有限公司(Shanghai Branchforth Trading Co., Ltd.) 法人代表

田中延枝氏

【プロフィール】

東京生まれ。1998年メルボルン工科大学工業デザイン学科卒業。帰国後、工業デザイン事務所、電子雑貨メーカー、ノベルティギフト商社に勤務し、多数の新規事業企画・商品企画開発事業に従事。2003年中国へ渡り、日系広告企画制作会社上海事務所代表を務めた後、現地で知り合った中国人女性パートナーとともに2005年に中国現地法人設立。多数の日本および欧米大手企業を顧客に持ち、現在上海、成都、天津、瀋陽、大連を中心に日中英三カ国語によるグローバルビジネスソリューション提供を行う現地法人2社を経営。上海で活躍する数少ない日本人女性起業家として各種メディア(テレビ、新聞、雑誌など)に取り上げられている。仕事の傍ら、世界各地に日本人起業家のネットワークを広げるボランティア団体「上海和僑会」の幹事も務める。

 

― 貴社の事業について教えてください。

現在アクシスクリエーションとブランチフォーストレーディングという2社の経営を行なっています。アクシスクリエーションはCGパース図や動画を中心としたクリエイティブ業に特化したオフショア開発とビジネスソリューションサービスを提供しています。ブランチフォーストレーディングは主に日系企業が中国へ進出する際のサポートとして、マーケティングリサーチや通訳・翻訳サービス、会社設立や各種許可申請代行サービスなどを提供しています。

 

― 起業しようと思ったきっかけは何ですか。 

起業自体は実際学生の頃から行っていました。企業経営に興味があったわけでも社長になりたかったわけでもありませんが、子どもの頃からOLにはならないと決めていました。多趣味で常にやりたいことがたくさんあって、自分が好きな物やあったらいいのにと思う物を見つけては賛同者を集めて、形にし他の人にも利用できるようにするのが好きでした。中国で将来起業しようと思い立ったのは、1990年代前半日本がバブル末期(崩壊直前)の頃です。当時既に成熟していると感じた日本に見切りを付け、成長が止まった国や産業よりもこれから急成長する国や産業で働きたいと思い、直感的に中国を選びました。それから紆余曲折あって実際に中国で起業するまでには10数年かかりましたが、上海で現在のパートナー(共同経営者)に出会い、彼女と一緒に仕事がしたいと強く希望していたところに、最終的に前職の社長に背中を押される形で独立しました。

 

― 貴社では、ITをどのように活用していますか。

メールやホームページの活用はもちろんのこと、海外のクライアントとのやりとりが多い分、コミュニケーションやデータ・情報共有には特に気を遣い、セキュリティ管理の整った専用ポータルサイトをクライアントごと、プロジェクトごとに作成し、クラウドコンピューティングによる情報管理を行なっています。また、最近はSNSを利用したマーケティングにも力を入れはじめています。

 

― 今後のビジネスの展開について教えてください。

弊社の既存のサービス自体にはかなり自信があり、品質、価格、納期、生産力、管理体制すべてにおいて非常に強い競争力を持っていると自負しています。しかし、まだまだマーケティングや営業面が弱く、ターゲット顧客に存在さえ知られていないことが多いと感じています。また、本来世界中のお客さまにご利用いただけるサービスでありながら、現状ほぼ日本や中国のクライアントのみにとどまってしまっています。そのような課題をクリアして、今後もっともっと世界中にいるたくさんのお客さまにご利用いただけるようにしたいと考えています。新規事業に関してはいろいろと画期的な案や計画もあり、そのために少しずつですが動いてもいます。せっかく経済成長が著しい中国に拠点を置いているので、今後は法人向けのサービスや他社のサポートだけでなく、中国国内市場で個人のお客さま向けのサービスをもっと自社でも展開して行きたいと考えています。

 

― 趣味や余暇の過ごし方を教えてください。

私のように多趣味で遊びが好きで、ビジネスも趣味や遊びの延長で行っている人間は、どこまでが趣味やプライベートでどこまでが仕事か、正直区別がつかなくなってしまっているところが多いのです。しかし、運動や旅行、家族や大切な友だちと食事をしたり映画を観たりして過ごす時間は仕事以上に大切にしています。また、都会の中の忙しい日々の生活の中で自分自身を見失わないようにするために、座禅やお茶、読書やマッサージなど、静かに心と体を整える時間も大事にしています。

 

― これからの女性は社会でどうあるべきでしょうか。メッセージをお願いします。

私自身はもともと中性的な性格で、家庭的な事は全くだめだし、社長をやっていると言っても皆に助けられているだけで、バリバリ仕事をこなすキャリアウーマンというタイプでもありません。同じ女性でも皆それぞれ持って生まれた才能や特性があると思いますし、現代は大変あり難いことに男女問わず多種多様な行き方が認められ、その気さえあれば世界中どこにでも簡単に行ける時代なので、自分の持って生まれた才能や特性を最大限に活かしてグローバル社会の中で貢献して行くことが、幸せに生きる秘訣なのではないかと思います。

 

― 最後に、DWENに参加したいと思われたきっかけは何ですか。

おととし行われたDWENに友人からの紹介を受けてご招待いただきました。その時は単純に開催地にいたので参加しやすく気軽な気持ちで参加を決めましたが、その際世界中の女性起業家の方たちと知り合って視野が広まったとともに、バイタリティのある女性たちの姿に大変刺激をいただきました。他にもたくさんの収穫をいただきましたので是非また参加したいと思っていました。今回は特に以前から仕事でもプライベートでも興味を持っているインドでの開催、またカースト制度が根強く残る男性社会の国に世界中の自立したパワフルな女性が集まるということで、前回以上に社会的にも意義のある集まりになることを期待しております。

第1回:株式会社ノンストレス 代表取締役社長兼CEO 坂野尚子氏のインタビューはこちら

第2回:株式会社NATULUCK 代表取締役社長 菅原智美氏 のインタビューはこちら

第3回:株式会社ルーク19 代表取締役社長 渡辺明日香氏のインタビューはこちら

第4回:Teruko Weinberg, Inc. 代表取締役兼CEO 照子Weinberg氏 のインタビューはこちら

第6回:アンブロシア株式会社 代表取締役社長 志賀惠子氏のインタビューはこちら

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