Dell Logo

デル テクノロジーズのHPC(ハイパフォーマンス コンピューティング)で持続可能な社会を目指せるよう、お客様のグローバル インパクトを推進

シェアする
Copied!

当資料は、2020年6月24日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

米国リリース原文:https://corporate.delltechnologies.com/en-us/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~usa~2020~06~20200624-dt-high-performance-computing-customer-drive.htm#/filter-on/Country:en-us

2020年7月7日

デル株式会社

EMCジャパン株式会社

 

デル テクノロジーズのHPCハイパフォーマンス コンピューティング)で

持続可能な社会を目指せるよう、お客様のグローバル インパクトを推進

 

ニュースの概要

  • デル テクノロジーズ、インテル社、英ケンブリッジ大学が、新しい「Open Exascale Lab」および「HPC Storage Data Accelerator」で次世代スーパーコンピューターの技術を推進
  • 英国民保健サービス(NHS)およびカーディフ大学がHPCとAIのイノベーションを促進
  • イタリア・ピサ大学の新しいモダン インフラストラクチャーがHPCの需要を満たすとともに仮想化を通じてリソースのフル活用を実現

 

2020624日、テキサス州ラウンドロック発

デル テクノロジーズは、英国のケンブリッジ大学とカーディフ大学、イタリアのピサ大学などの教育機関を含む組織・団体が、デル テクノロジーズのHPC(ハイパフォーマンス コンピューティング)ソリューションを活用していることを発表しました。これは、さまざまな新しいコミュニティーにおいて、データセントリックな研究を推進していくためです。

 デル テクノロジーズのデータ中心ワークロード&ソリューション担当バイス プレジデント、シアリー ペレグリノ(Thierry Pellegrino)は、次のように述べています。「世界中の研究者が、命を救うためのテクノロジーの開発と発展で連携し、これまでの限界にとらわれることなく、可能性を拡大しています。当社が目指しているのは、先進のデータ アナリティクスやAI(人工知能)を活用して新たな発見や新たなブレークスルー、かつてない新しいことを実現するために欠かせないモダン インフラストラクチャーを提供する、ハイパフォーマンス コンピューティング ソリューションをより多くの組織・団体に提供することです」。

HPCがもたらすエクサスケールの未来へ投資

全世界のデータ量は、現在の44ZB(ゼタバイト)から2025年までに175ZBに達することが見込まれていますが(*1)、このように急激なデータ量の増加は最大のHPCシステムにとってさえも難しい課題です。超大規模なデータセットとコンピューティング集中型の分析プロセスへ適応するために、世界中の研究者はエクサスケールのシステムを求めています。エクサスケールのシステムとは、1秒間に1エクサ回(100京回)の計算速度を持つシステムで、これは現在の世界最速のスーパーコンピューターの5倍の計算速度です。研究者は、このように高度なパフォーマンスが非常に大きなインパクトをもたらすことで、より短期間で効果的な治療薬を発見したり、より迅速にパンデミックを察知して対応したり、危険な天候についての警告を発したりできるようになることに期待しています。

 デル テクノロジーズは、英国最速のスーパーコンピューターの1つを運用しているインテル社およびケンブリッジ大学と連携して、「Open Exascale Lab(オープン エクサスケール ラボ)」を立ち上げました。イノベーションおよび新しいエクサスケール テクノロジーの調査研究に特化したこのラボは、世界の最先端を進んでいるテクノロジー リーダーとエキスパートがHPCの次世代システムで連携するコラボレーション基盤を提供します。インテル テクノロジーを実装したDell EMCのサーバー、ネットワーキング、ストレージが、このラボの環境を支えています。

デル テクノロジーズ、インテル社、ケンブリッジ大学は、世界最速のオープンソースHPCストレージ ソリューションの1つでもコラボレーションしています。このソリューションは、コンピュートとストレージの間にあるパフォーマンスのボトルネックを解消することで、よりスピーディーな発見とインサイトの獲得を可能にします。事前テストおよび検証済みの「Dell EMC Ready Solutions for HPC – Data Accelerator(DAC)」は、NVMeドライブを通じてデータフィードを行い、ハイパフォーマンス アプリケーションに求められるスピードを実現して、よりスピーディーに結果を提供します。

ケンブリッジ大学のリサーチ コンピューティング部長、ポール カレヤ(Paul Calleja)博士は、次のように述べています。「アナリティクスやマシン ラーニング(機械学習)の実行、また膨大な量のデータを処理している方々のために、私たちはハイレベルなコンピューティング能力とI/Oを1つのシステムに統合して提供します。これによって、テナントに合わせたカスタマイズとセキュリティーの両方を確保できます。これらのすべてを統合して提供するData Acceleratorによって、さまざまな新しいコミュニティーがデータセントリックな研究を推進することが可能になります」。

初めてDACを実装した同大学のスーパーコンピューターCumulusは、世界最速のHPCストレージ システムとして、2019年6月の「I/O-500」でデビューしました。第2位のコンピューターの2倍近いパフォーマンスを実現したCumulusは、24のDACノードで約500 TB(テラバイト)の有効容量を提供します。

医療分野のさまざまな発見を後押し

デル テクノロジーズは英国の国民保健サービス(NHS)およびカーディフ大学とも連携して、公衆衛生と個別化医療の変革をサポートするHPCシステムの高度化を進めています。具体的に、NHSとカーディフ大学の生物科学チームは、デル テクノロジーズのHPCソリューションで次世代ゲノム シーケンシング(塩基配列解読)を実行することで、感染症対策と公衆衛生の向上を支援しています。例えば、すでに30,000以上のSARS-CoV-2ゲノムを解析した同チームは、COVID-19 Genomics UK Consortiumと連携して、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の広がりを把握することに取り組んでいます。新型コロナウイルスの世界的な広がりをゲノム レベルで追跡することにより、調査研究チームは感染の動きに対する知見を手にして、世界各国で行われている予防対策や施策の効果を評価することができます。

カーディフ大学シーケンシング センターのリーダーでウェールズ公衆衛生局病原体ゲノム ユニット生物情報学リーダーのトーマス コナー(Thomas Connor)博士は、次のように述べています。「ゲノム シーケンシングによって、コロナウイルスとその感染の広がりを理解することができます。新型コロナウイルス感染確定症例患者からの検体を分析することによって、科学者はウイルスの変化を全国規模でモニタリングして、ウイルスがどのように広がっているのか、また新たなウイルスが出現しているかどうかを把握できるようになります。これらの情報を利用できるようにすることが患者の臨床ケアに役立ち、最終的に命を救うことにつながります」。

HPCのリーチを広げる

デル テクノロジーズのHPC & AI Center of Excellence(CoE)の1つであるとともにVMwareに対する経験とノウハウを背景に、イタリア・ピサ大学は、研究コミュニティーにとどまらず、より広いコミュニティーがHPCとAIを活用できる環境づくりに多大な努力を払っています。同大学は、目的特化型の新しい「Dell EMC PowerStore」を導入した最初の組織の1つです。オートメーション、次世代テクノロジー、新鋭のソフトウェア アーキテクチャーのすべてを統合して提供する「PowerStore」によって、ユーザー企業・組織はデータに対して急速に高まっているニーズに応えることが可能になります。従来のDell EMCミッドレンジ ストレージ アレイと比較して7倍高速で3倍の応答性を実現する「PowerStore」は、優れたスケールアップ/スケールアウト アーキテクチャーにより既存のワークロードと新たなワークロードの両方を幅広くサポートすることで、ITインフラストラクチャーを簡素化します。ピサ大学は、VMwareでITリソースを仮想化したことでリソースをよりコスト効率良く活用できるようになり、IT管理者とエンドユーザーは、インフラストラクチャーを簡単に展開、管理、変更できるようになりました。

ピサ大学のCTO(最高技術責任者)、マウリツィオ ダヴィーニ(Maurizio Davini)氏は、次のように述べています。「PowerStoreは、最先端のストレージのハードウェアとソフトウェアの両方のメリットを提供してくれます。ユーザー用、またアプリケーション用にリソースを定義できる柔軟性が大きな差別化要因となっており、私たちは変化するニーズにも迅速に対応することができます」。

提供について

■「Dell EMC Ready Solutions for HPC – Data Accelerator(DAC)」は、2020年6月30日に全世界で提供開始しています。(※) 日本国内での展開については、現在調整中です。

*1  Seagate社の委託によるIDC社ホワイトペーパー「Data Age 2025: The Digitization of the World From Edge to Core」(2018年11月)

# # #

デル テクノロジーズについて

デル テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代における業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

# # #

© Copyright 2020 Dell Inc.、その関連会社。All Rights Reserved.

Dell Technologies, Dell, EMCおよびDell EMCが提供する製品及びサービスにかかる商標は、米国Dell Inc. 又はその関連会社の商標又は登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

読み続ける

関連する投稿

第6世代のスーパーコンピュータシステム「Ohtaka」を導入 理論演算性能約6.9ペタフロップス、利用公開へ

2020年10月12日 東京大学物性研究所 デル・テクノロジーズ株式会社   第6世代のスーパーコンピュータシステム「Ohtaka」を導入 理論演算性能約6.9ペタフロップス、利用公開へ   1.概要: 東京大学物性研究所(所長:森 初果、以下、物性研)は、デル・テクノロジーズ株式会社(代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ)による新スーパーコンピュータシステム一式「Ohtaka」を導入しま … さらに読む

プレスリリース一覧 October 12, 2020

デル テクノロジーズ、企業のビジネス変革を加速化するため、 新しいAIリファレンスアーキテクチャーを発表

2020年6月16日 デル株式会社 EMCジャパン株式会社   デル テクノロジーズ、企業のビジネス変革を加速化するため、 新しいAIリファレンスアーキテクチャーを発表   2020年6月16日、東京発 デル テクノロジーズの日本における事業を展開する二社である、デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、URL:http://www.dell.co.jp/ )と、EMCジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、URL … さらに読む

プレスリリース一覧 June 16, 2020

デル テクノロジーズ、最新のPCデザインで両立させるテクノロジーと 持続可能なイノベーションを発表

2020年5月29日 デル株式会社 EMCジャパン株式会社   デル テクノロジーズ、最新のPCデザインで両立させるテクノロジーと 持続可能なイノベーションを発表   当資料は、2020年5月19日に米国で発表されたブログの抄訳版です。 米国ブログ原文:https://blog.dell.com/en-us/technology-sustainability-innovation-hand-in-hand- … さらに読む

プレスリリース一覧 May 29, 2020
さらに読む場合は、こちらをクリックしてください。