デル、ユニファイド・コミュニケーション・システムを石川県、恵寿総合病院に納入

恵寿総合病院(石川県七尾市)のユニファイド・コミュニケーション・システム導入にあたり、
デル製品の採用が決まりました。本システムは、2010年10月中旬に本格稼働の予定です。

デルのブレード型サーバ「Dell PowerEdge M610」、iSCSI ストレージ 「Dell EqualLogic PS6000XV」に、
マイクロソフト社の「Office Communications Server 2007 R2」および「SharePoint Server 2010」を搭載し、
病院全体をカバーするリアルタイム・コミュニケーションと効率的な情報共有基盤を実現します。

<構成機器>

・ブレード型サーバDell PowerEdge M610 × 5台

・シャーシDell PowerEdge M1000e × 1台

・ストレージ Dell EqualLogic PS6000XV × 1台

<論理構成イメージ>

clip_image002[1]

恵寿総合病院のように、数多くの部門から成る総合病院では、患者に対するより良い
医療サービスのため、医師、看護師および病院スタッフ間のコミュニケーションの円滑化や、
各部門がもつ情報の共有が重要な課題となっています。

今回導入された「Office Communications Server 2007 R2」では、様々なツールを統合するとともに、
その「プレゼンス機能(在席情報)」により、相手の業務状況を「見える化」し、その状況に応じて
最適なコミュニケーションを実現します。例えば、医師が診察や手術などに対応中か、看護師が患者に
施術中かなど、相手の状況を瞬時に把握し、最適なツール(電話か?インスタントメッセージか?
メールか?など)を事前に選択できるため、無駄のないコミュニケーションを行えます。また、相手の
業務を中断することによる医療サービスの質の低下を防ぎ、ヒューマン・エラーなどの医療リスクの
低減に貢献します。

また、一般的に民間企業などと比較し、病院では情報の電子化や共有化などが十分に
普及していませんが、「SharePoint Server 2010」を利用することにより、患者情報、院内通達事項を
含む院内のドキュメント管理を効率化することが可能です。例えば、看護師の作業マニュアルの整備、
膨大な量の情報からの必要事項の迅速な検索、医師や看護師のスケジュールの共有、専門知識や
改善事項、患者の声を共有することによるスタッフのスキルアップや業務の効率化をサポートします。

また、医療連携を推し進めるための統一されたインフラとして今後は、院内のみならず、外部病院・施設
とのより効率的な情報共有も可能となります。

clip_image002[3] clip_image004[1] clip_image006[1]

<Dell PowerEdge M610>               <Dell PowerEdge M1000e>             <Dell EqualLogic PS6000XV>

病院ではITの専門知識をもつ担当者の数も限られており、また医療に従事するスタッフのITリテラシーも、
個人により大きく異なることが課題の一つとなっています。デルではマイクロソフト社とのパートナーシップを通し、
インフラストラクチャ・コンサルティング・サービス(ICS)による数多くのユニファイド・コミュニケーション・システム
の導入実績をもっています。このような経験を活かし、導入しやすく、全てのスタッフにとって利用しやすい
システムを提供し、医療従事者の負担を軽減する、より高品質な医療サービスに向けたお手伝いを行っていきます。

<恵寿総合病院について>

名称:    社会医療法人財団 董仙会 恵寿総合病院

所在地:   石川県七尾市富岡町

診療科目: 内科、循環器内科、神経内科、消化器外科、消化器内科、整形外来、脳神経外科、心臓血管外科、

                 胸部・呼吸器外科、形成外科・美容外科、小児科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、麻酔科、

                 皮膚科リハビリテーション科、放射線科

病床数:    451床

職員数:     663名

About the Author: Dell Technologies