2018年年頭のご挨拶

 

2018年1月

デル株式会社

EMCジャパン株式会社

 

お客様の変革に真に貢献するビジネスパートナーに

 

新年あけましておめでとうございます。

新しい年を迎えるにあたり、旧年中に皆様から賜りましたご支援、ご厚情に、厚く御礼申し上げます。

デル テクノロジーズは、昨年9月に誕生から一周年を迎えました。世界中でデルとDell EMCの販売体制やサポート体制の統合が行われ、クライアントとインフラストラクチャ両方のソリューション群でクロスセルを進めてまいりました。おかげさまで、多くのお客様、パートナー様にご支持いただき、PCをはじめ、サーバ、ストレージ、ネットワークなどあらゆるマーケットをリードしてまいりました。国内におけるオペレーション機能の統合も完了し、所属法人にとらわれないコラボレーションを推進するという新しいワークスタイルを実践しています。サポートサービスの統合も順調に進んでおり、「ワン・カンパニー」として精力的にビジネスを展開しています。

2017年、世界のあらゆる業界においてトランスフォーメーションが起こり、その変化はビジネスチャンスをもたらしました。デル テクノロジーズは、「デジタル」「IT」「ワークフォース」「セキュリティ」の4つのトランスフォーメーションを軸に、新しい製品・ソリューション・プログラムを発表し、お客様のビジネス変革をご支援してまいりました。

データセンターソリューションとしては、「オールフラッシュ」「ハイパー コンバージド インフラストラクチャ」「ソフトウェア デファインド ストレージ」を中心にお客様のITの最新鋭化をご支援してまいりました。ストレージでは「VMAX」、「XtremIO」、「Isilon」、「Unity」などのオールフラッシュ化、クラウドソリューションの「Virtustream(バーチュストリーム)」も本格的に始動しました。さらに、Dell EMCソリューションの中核となる最新の第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバを発表し、さまざまなDell EMCソリューションに対応したラインナップ拡充を進めてまいりました。また、ハイパー コンバージド インフラストラクチャの国内市場において、第2四半期に売上額および出荷台数両方の市場(シェア)No.1を獲得*するなど、順調にビジネスを拡大してきました。サポート面では、ジャパン サポート センターを新たに開設し、Dell EMC主要製品の24時間365日、日本語によるカスタマーサービスの体制も整えました。

*出典:IDC Quarterly Converged Systems Tracker 2017Q2 ,Share by Company

一方、クライアントソリューションとしては、コストパフォーマンスの高い法人向けPCであるVostroシリーズの拡充や、きめ細かなニーズに対応するための営業体制の拡充などに努めてまいりました。さらに、クライアント製品として、世界初のPC向け31.5インチ8Kモニタやデジタルクリエイティブワークをより自然に行えるよう設計されたワークスペース「Dell Canvas」などの革新的な製品を発売しました。また、「Dell Precisionワークステーション」が発売から20周年を迎えた年でもありました。個人向けには、デザイン性の高い新製品を投入し、世界最小の13インチ2-in-1ノートPC「XPS13 2-in1」など4製品がグッドデザイン賞を受賞しました。ゲーミングPCのラインナップ拡充や、VR/MRを楽しむことができるヘッドマウントディスプレイ「Dell Visor」の投入など新規市場の開拓も進めています。

2018年は、デジタル トランスフォーメーションが日本で加速し、構想検討から実装展開のフェーズへ入ると言われています。AI(人工知能)やAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、IoT、クラウド コンピューティングがもはやバズワードでなくなってきている今、「変革しなければ生き残れない」世界では、明日のビジネス基盤を今日意思決定し構築を始める必要があります。2018年、私たちは、お客様の変革に真に貢献するビジネスパートナーとして、お客様をご支援してまいります。

本年もより一層のご高配を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

末筆ながら、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

デル株式会社 代表取締役社長 平手 智行           

EMCジャパン株式会社 代表取締役社長 大塚 俊彦

About the Author: Dell Technologies