【最新調査レポート】 企業の97%が、基幹業務アプリケーションにマルチクラウド戦略を採用

当資料は、2019年4月29日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

米国リリース原文: https://www.virtustream.com/press-release/97-percent-adopted-multicloud-for-mission-critical-applications

2019年5月23日

デル株式会社

EMCジャパン株式会社

 

【最新調査レポート】

企業の97%が、基幹業務アプリケーションにマルチクラウド戦略を採用

2019年4月29日、米バージニア州マクリーン発:

エンタープライズ クラスのクラウド ソリューション ベンダーでデル テクノロジーズ傘下のVirtustreamは本日、2019年4月の最新調査「Multicloud Strategies Drive Mission-Critical Benefits」の結果を発表しました。同調査では、全回答企業の97%が基幹業務アプリケーションにマルチクラウド戦略を採用しており、3分の2近くがミッションクリティカルなワークロードに複数のベンダーを利用していることが明らかになりました。

同調査は、Virtustreamの委託により、従業員数500名以上の企業の700名を超えるクラウド テクノロジーの意思決定者を対象に世界規模で実施されました。本調査は、クラウド ベースのワークロードに対する企業のIT戦略の現状を検証し、ますます高まるIT意思決定者のマルチユース クラウド アーキテクチャーに対する関心とニーズの詳細を明らかにするものです。

マルチクラウドへの投資は右肩上がりで推移

同調査では、マルチクラウド環境が広く普及しており、今後2年間で投資が増える見込みであることが明らかになりました。マルチクラウド戦略への人材配置、トレーニング、投資の予算は右肩上がりで推移しており、これが保守管理、導入、コスト最適化への新たなノウハウとスキルの投入につながっています。また、今後2年間にわたって、マルチクラウド環境への投資と人材配置を現在のレベルで維持するか増やす予定と回答した企業は、全体の90%近くに上ります。具体的な投資項目としては、87%がトレーニングへの投資を維持または増やすと回答し、88%がマネージド サービスのサポートへの投資を維持または増やすと回答しています。

基幹業務アプリケーションのマルチクラウド化には大きなビジネス メリットがあることが明らかに

多くの企業が、現在、基幹業務アプリケーションにマルチクラウド戦略を採用していると回答しており、営業系のアプリケーションに加えて、顧客データおよび財務データを中心としたアプリケーションを使用している例が一番多くみられました。このようなマルチクラウド導入の波は、基幹業務アプリケーションにマルチクラウド ソリューションを使用することへの信頼を高めています。事実、企業の75%が、現在これらの基幹業務アプリケーションに2~3社のクラウド プロバイダーを利用していると回答しています。

調査対象のITリーダーが明らかにした自社のマルチクラウド戦略は、多様なユースケースにわたり、このようなアプローチによって、パフォーマンスとアジリティー(俊敏性)の向上から効率の改善およびコスト削減まで、幅広いメリットが得られると考えています。企業がマルチクラウド戦略の成功を評価する基準のトップは、パフォーマンスの向上とコスト削減効果です。これらに続いて第3位となったのは、ビジネスの変化と課題へ迅速かつ効率的に対応する能力です。

懸念材料のトップはセキュリティーと管理の問題

マルチクラウド環境は複雑で、ほぼすべての企業が複数のクラウド環境の展開と利用において問題に直面した経験を有していると回答しています。61%の企業が、自社のマルチクラウド戦略とビジネス目標の足並みが揃っていると感じている一方で、マルチクラウドの利用、移行、展開において依然としてセキュリティーと管理が懸念材料のトップにランクされています。このような状況への対応として、企業は具体的なマルチクラウドの経験を有しているスタッフを増員するとともに、経験とノウハウ、マネージド サービスを提供するクラウド ベンダーとのコラボレーションに目を向けています。

Virtustreamの委託に基づきForrester Consulting社が実施した本調査の詳細は、こちらでご覧ください。

VirtustreamForrester社を迎えたウェビナーを開催

Virtustreamは、Forrester社の主席アナリストであるローレン ネルソン(Lauren Nelson)氏をゲスト スピーカーに迎え、本調査「Multicloud Strategies Drive Mission-Critical Benefits」についてのディスカッションを行う情報ウェビナーを開催します。開催日は6月12日(米国時間)です。登録は、こちらから行えます。

調査の概要

Forrester Consulting社は、エンタープライズ クラウド戦略の現状を評価検証することをねらいに、米国、EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)、APAC(アジア太平洋)地域の719名のクラウド戦略およびアプリケーション管理の意思決定者に対して、オンライン調査およびインタビューを実施しました。回答者は、それぞれの企業におけるITおよび業務の意思決定権者です。回答者には、各社のマルチクラウド アーキテクチャーに関する質問と、マルチクラウドおよびアプリケーション管理戦略の現状に関する質問を行いました。回答者には、協力への謝意として小額の謝礼を支払っています。本調査は2019年1月に開始し、2019年4月に完了しました。

 

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Virtustreamについて

デル テクノロジーズ傘下のVirtustreamは、エンタープライズ レベルのクラウド企業です。世界中で数多くの企業が同社に信頼を寄せ、基幹アプリケーションのクラウド移行と運用を実現しています。同社のプロフェッショナル/マネージド サービスにおける経験とノウハウ、およびxStream®管理プラットフォームとIaaS(Infrastructure-as-a-Service)の組み合わせは、企業、サービス プロバイダー、行政機関をサポートし、プライベート/クラウド/ハイブリッドのすべてを通じてクラウド環境の複雑な稼動アプリケーションに求められるセキュリティー、コンプライアンス、パフォーマンス、効率性、従量課金の要件を満たします。

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Virtustream, xStreamおよび他の商標は、Virtustream, Inc.の商標です。他の商標は、それぞれの所有者に属します。

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